『あえて選んだせまい家』

加藤郷子

ワニブックス

2016年12月発売


ミニマリストを目指すようになってわかったこと。とにかく何もない状態は心地良い。身も心も本当に軽い。モノが増えてやる気が出ないことはあっても、モノがない部屋で無気力になることはないこともわかった。この心地良さを知ってしまったからにはもう戻れない。何もない部屋ででんぐり返し。この表紙に思わず一目惚れ。岡山「HAHU 本と手しごと。」で見かけて購入。

 

55、59、30、52、53、53、35、47。何のことだかわからなかった数字。紹介されたお宅それぞれの部屋の間取りを本の帯にユニークに。収納テクニックも載ってるし何より部屋が綺麗に片付いている。だからきちんと読む前は半信半疑だったけど「シンプル暮らしが身についたのは狭い家に鍛えられたおかげ」。じっくり本を読んでみれば広い家に住むことでは決して得ることのできない、あえて本のタイトルにした理屈が確かに通っていた。一見ホテルのような居心地の良さなのに、そこに毎日帰ることができる幸せといったら!想像するだけで自分もゾクゾクしてきた。ミニマリストというか、この本のような生き方に憧れる。

 

 

『本の街あるき 2018年5月 ❶』