『ビンテージマンションで楽しむスタイルのある暮らし』

単行本

エクスナレッジ

2015年7月発売


どこかで買った記憶は確かにあるけど、どこで買ったかが全く思い出せない…なんとか必死に記憶をたどっていたら、本の巻末から「古本とジャズ」と印刷された紙片が一枚ひらり。六甲の「口笛文庫」が優しく糊付けをしてくれていた。ああ、確かにあの広大な本棚の中からこの本を見つけたような記憶がかすかに蘇る。

 

街を歩いていると時たま見かける不思議な雰囲気のマンション。おそらく街中で見かけたらそう思うマンションの中を実際に紹介してくれたのがこの本。ビンテージマンションで楽しむスタイルのある暮らし。「日本のマンション初期の建築に住むなんて面白い」。近年建設されたマンションはどうなっていくかはまだわからないけど、ここで紹介されるマンションは時をも味方につける。住めば住むほど、そこにずっといたくなる理由が本を読んでよくわかった。はっきり言って今の自分の生活スタイルに合わないことは読む前から既に確定。パラパラっとページをめくって、いいなと思ったマンションの賃貸物件を調べてみたらなんと26万円もした……中は無理でも、東京に行く機会があれば外観くらいは愛でて見てみたい。 

 

 

『本の街あるき 2016年12月 ❷』