『BRUTUS 2019年 4月15日号』

雑誌

マガジンハウス

2019年4月発売


まさか。まさかとは思ったけど、花を愛でるようになってしまった。いや、昔からそういうのが嫌いという人間でもなかったんだけど。頻繁に公園に行くようになったし、自然に触れることに喜びを感じるようになっている。そういうのは自宅でも。引っ越しを機に、近所の花屋で花を買って飾るのもライフワークになった。倉敷「宮脇書店」で購入。この表紙を見てからというもの、ラナンキュラスを無性に買いたくなっています。

 

特集、花と花束。自由な花の飾り方から、フローリストと呼ばれる人たちの紹介、ディープでアートな花の写真や作品まで。素人から玄人まで、みんなが楽しめるとてもバランスの取れた好企画。とにかく掲載された写真が本当にどれも綺麗。思わず、はっと目を奪われるような花と花束が何度も何度も登場してくる。こんな華麗な誌面作りは雑誌にしか到底できない。表面的には穏やかだけど、雑誌の持てる力をフルに発揮させた、燃えるような作り手の情熱が伝わってきたような気がする。知識も確かに増えたし、何より、読む前よりもさらに花というものに興味を持つようになった。年を取るのも悪くはないなと少しだけ思ってみたり。少しだけ。

 

 

『本の街あるき 2019年4月 ①』