『宇宙兄弟(13)』

小山宙哉 

講談社

2011年3月発売


昔に比べて読まなくなったけど、そんな中でもダントツに面白かった漫画。連日仕事帰りに大人買い。1週間も経たないうちに全巻読破したこの「宇宙兄弟」。最新19巻も読んでしまったのでさすがに落ち着いたけど、今でもすぐ手に取れる場所に置いて、時間があれば読み返しています。 

 

主人公の南波六太がアフロだから、ふざけた内容なんだと勝手なイメージや思い込みをもっていたんだけど、ギャグもありつつ、実はロマン溢れまくりの大真面目な内容だったというこの漫画。他にも見所の多い場面は本当に沢山あるけど、その中でも特に印象に残ったのがこちらの「宇宙兄弟(13)」。ざっくり言うと、先生と生徒の関係の話が出てくる巻なんだけど、これはもう「スラムダンク」で言うところの安西先生と桜木花道の関係そのもの。作者の小山先生のウィキペディアの項目を読んだら「「スラムダンク」の影響も大きいと語っている」と書いていたので、さらに大興奮。「スラムダンク」で何度も経験した目頭がぐぐっと熱くなるあの感じ、久々に体験することができました。