『POPEYE 2018年 6月号』

雑誌

マガジンハウス

2018年5月発売


本屋はこれでもかっていうくらい特集を組まれるけど、音楽はなかなか特集を組んでもらえない。「ポパイは空想のレコードショップをオープンします」。次回の特集内容を知ってからというもの、密かにずっと胸躍らせていた。本屋で買おうと思っていたのに、ついついコンビニで衝動買い…お弁当は本屋で買えない。だから本は本屋で買う。今度は。

 

明らかにビースティ・ボーイズのカッコを真似たモデルの子が登場したり、実際にマイクDがインタビューに応じていたり。ここまでは、まずまず普通の良い音楽特集。度肝を抜かれたのはここから。「読みながら聴きたいよねー」と紹介していた某音楽アプリ。さくっとダウンロードしてプレイリストを再生してみたらこれがもう凄まじかった。完璧に音楽と誌面が連動。様々な人が紹介する思い入れの一曲を瞬時に再生しながら読むことができた。音楽を聴きながら雑誌を読むことができるという、当たり前なんだけど新感覚の未来体験。いろいろ考えるところはあるけど…とにかく色々な音楽が聴けて楽しかった。これはもう間違いない。