『さすらいのマイナンバー』

松宮宏

徳間書店

2016年11月発売


誕生日だからと、妹がプレゼントしてくれました。本の帯に踊る「コーヒー」「マティーニ」「お好み焼き」。最近、神戸や広島に遊びに行ってるのを知って、気を利かせて選んでくれたみたいで(ありがとう!)。それからタイトルにもなっているマイナンバー。これもまたタイムリーなキーワード。去年のちょうど今頃、世間を賑わせていたけど。えーと、自分のマイナンバーどこいったっけ…

 

主人公の山岡タケシは神戸在住、29歳の郵便局員。ふとしたきっかけから兄の手伝いをするようになる。そこから次第に事件に巻き込まれていき……傑作B級グルメ小説と書かれてるように、料理やお酒のでてくるシーンは本当に緻密に描写されている。お好み焼き食べたい!ドライマティーニ飲みたい!それから会話のテンポの緩急が非常に絶妙。まるで漫才のような、吉本新喜劇のような展開に何度も笑わせてもらいました。しかし、クライマックスを期待しながら読んでいると、次第にページ数が少なくなりそこで終了…妹よ、これ続きものやないかい!続編が出るみたいなので読むつもり。読んでる途中、本には関係ないけど、ある出来事があったことも忘れない。ここに瞬間パッケージしとく。

 

 

『本の街あるき 2016年12月 ❷』