飯島彩香
KADOKAWA
2019年4月発売
いきなり手前味噌なんだけど、わりとすっきり生活できていると思う。ミニマリストに関する本はこれまで何冊も読んできた。構造も効能も効果も充分にわかっている。元には戻っていない。それでもリバウンドしてしまうのが人間というもの。シンプルなタイトルと軽やかなイラストの大勝利。マキシマリスト化したミニマリスト本の中でも光っていた。コーナー充実、倉敷「宮脇書店」で購入。この手の本にひさしぶりにワクワクしています。
旦那様の海外研修に同行した、期間限定の海外生活。モノが一切無い生活がたまらなく心地良かったというのが本を執筆することになった大きなきっかけ。スマホひとつで暮らすというのが究極のミニマリストライフなら、まだまだ著者も試行錯誤の途中。とにかく女性ならではの細やかな視点、小技のオンパレードがすぐにでも使えそうで読みながらウズウズ。やっぱり、モノが少ないのは気持ちいい。もう一度ミニマリストになりたいと本気で改めて思わせてくれた、とても実用的で気持ちの軽くなる一冊でした。身の回りのことにこんなに集中できることはもう無いかもしれない。スマホひとつで暮らしたい。暮らしたい。