『あたらしいあたりまえ。』

松浦弥太郎

PHP研究所

2010年1月発売


後で感想を書くためが理由なんだけど、スマホに簡単にメモをしながら本を読んでいます。ページ数とすぐに見つけられるように簡単に単語をメモ。いざ感想を書く前にもう一度読み返してみる。そこでさらに感想に使えそうなメモを抜粋。思わずメモだらけになってしまう本はたくさんあるけど、もう一度引用してみたいと思った箇所がこんなに残った本は初めて。以前に神戸の「ハニカムブックス」で購入。例によってすぐに読んでまたもう一度再読のパターン。

 

「僕はカレーライスが大好きなのですが、せいぜい年に三回くらいしか食べません」。熱量は先日読んだ「いつもの毎日。」と同じ。ここでも松浦さん独自のユニークでかなり独特なルールが敷かれている。今回は自分、そして他者に対するあたりまえをもう一度見直して松浦さんの最新アップデート版を紹介したもの。相変わらず頑固一徹でぶれない一本筋が通ったトーンで統一されてるんだけど「自分と違うセンスの持ち主でも、馬鹿にしないということです」、ちょっと意外な寛容的な一面も垣間見えて好感度がさらにアップ!これなら拒否反応を示してしまいそうな人にも安心してお勧めできそうです。