『裸でも生きる』

山口絵理子 

講談社 

2007年9月発売


ツイッターで仲良くさせてもらっている方に教えてもらった本。本の好みなんて人それぞれなんで、これは読むべき!そういうのはなるべく書かないようにしているつもりなんだけど、この本についてはもうガマンできない。絶対に読むべき!本の著者は1981年埼玉県生まれの山口絵理子さん。バイリンガルな感じや雰囲気がちょっと宇多田ヒカルさんにも似た、かわいらしい感じの女性です。バングラデシュが世界の輸出量の90%を占めるという天然繊維「ジュート」を使って現地で・現地の人を雇ってバッグを製造、ネット販売はもちろん、現在は東京や大阪などでも実店舗を構え販売もされている。株式会社マザーハウス、若き女性企業家のノンフィクション自伝エッセイ。 

 

貧しい人を救ってすごいな。本を読むと色々感じると思うんだけど、個人的に感心するのはそこじゃないと思う。「絶対成功しないよ」。見習いたいのはそんないつの間にか当たり前になってしまっている世間の常識を打ち破る圧倒的なバイタリティー。山口さんと同じような困難がもし立ちはだかったとしてもこの本がきっと読んだ人をそっと励まし続けてくれるはずです。自分は励ましてもらっている。