『屁で空中ウクライナ』

ピエール瀧 

太田出版 

2001年11月発売


電気グルーヴのピエール瀧が雑誌「テレビブロス」で99年から約二年半に渡って連載していたコラムを一冊の本にまとめたもの。とにかく、くっだらない下品な写真と、どうしようもなく適当な文章がテンコ盛りの一冊。 

 

静岡にある清水すしミュージアムに行ってみたり、埼玉の川口オートに車券買いに行ったり、インドネシアで猿に襲われたり、群馬の利根川にラフティングしに行ったり…もう企画の流れもへったくれもあったもんじゃない。途中にはさんだ記念企画、「マサカリ投法」でも有名な元プロ野球選手の村田兆治さんと瀧の対決にいたってはもう意図がまったく理解できず。ちょっと前にピエール瀧、平和な顔してヤフーニュースに紹介されてたけど、あんなものは表向きの顔。これが本性、これが本物のぶらり旅!一見の価値はある本だと思います。人前で読むのは絶対厳禁で。