『女子の古本屋』

岡崎武志 

筑摩書房 

2011年6月発売


アマゾンで「古本」や「古書」のキーワードで本を検索していると、いつもふと目に付いていたのが本書。ずっと気にはなっていたけど、図書館で偶然見つけたので借りて読んだ。本はフリーライターの岡崎武志さんが全国各地の女性店主の方が運営している古書店を紹介するという内容。本の中で紹介されている「蟲文庫」もそうだけど、ぽつぽつと自分が住んでいる岡山・倉敷のことがでてきて、妙に不思議な親近感がある本でした。 

 

調理師、ホステス、編集者を経てお店を立ち上げた「火星の庭」。店舗を持たずに一冊一冊思いを込めてホームページに感想を書いている「古本 海ねこ」。古本屋なのに幻のドリンクイベントも開催する「トンカ書店」などなど…女子の古本屋という括りはあっても、紹介されている13人の方、みなさん全員が本当にユニークなエピソードをお持ちで。読んでいるとワクワクしてくること間違いなし!後日「蟲文庫」に遊びに行って文庫版を購入しました。