田口護
学研パブリッシング
2014年4月発売
これからカフェを開業するわけでもなく、コーヒーの仕事に就いているわけでもないのに。ただただ、もっと深くコーヒーのことが知りたい。もうカフェインとかそういうレベルではない。新たな段階の中毒に達しているような気がしている。「カフェバッハ」代表の田口護さんが監修。本に書かれているおいしさやうまみ、苦味や雑味。全てを抽出することはできなかったけど、とにかくきちんと最後まで読んだ。まだ貧弱だけど、自分の中に基本ができました。
せっかくスペシャルティーコーヒーをカフェで買っているんだから、何を飲んでるのかきちんと知りたい。お店と同じように家でもおいしく淹れたい。文章を書いてたら、生真面目というか頭が硬いというか。病的な感じすらしてきて泣けてきた…本はそんな健気な自分の想いに完璧に応えてくれる一冊。最後の方になると焙煎からカッピングという、さらにディープなディープなコーヒーの世界に…まだそこには入りたくない。図書館で借りて読みました。いつかは自分の本棚に並んでいそうだ。