『ザ・コーヒー・ブック』

ムック

プレジデント社

2017年3月発売


大まかな部分は一緒だということ。立て続けも立て続けにコーヒーの本を読み続けた身勝手な自分の感想。ある程度の知識は蓄積できてるはずなのに。普通なら絶対に飽きてるはずなのに。でも飽きる気配が一向にない。以前読んだ本に出てきた人がまた登場してきたとしても大歓迎、まるでお構いなし。オールカラーの豊富な写真の数にまずは大満足、読み物としてもしっかりしていた、このムック。反則だよこんな本は…ブツブツ言いながら結局レジに持って行っていました。倉敷「宮脇書店」で嬉々として購入。

 

コーヒー豆の生産地の分かりやすい解説が一番の収穫。コーヒーの基本知識はこの一冊で十分に知る事ができると思う。再編集してるだけあって、全国津々浦々の味のあるコーヒー店をバランス良く紹介。中でも嬉しかったのは焙煎家のオオヤミノルさん。なんといっても倉敷にお店があったし!(知らなかった…)「人に淹れてもらうコーヒーのおいしさは格別。あの店に行って、あのコーヒーを飲もうかな、そんな店を持つことはきっとあなたの生活を豊かにします」。よし、豊かにしてもらいに行こう!

 

 

『本の街あるき NO. 63』