中川ワニ、中川京子
主婦と生活社
2015年11月発売
図書館で見かけて目を付けてた。珈琲豆はよく買う。コーヒーメーカーで淹れてよく飲んでる。でも、さすがに家でハンドドリップまではちょっと…「ハンドドリップで淹れるとおいしいですよ」。初めて入ったカフェで言われた一言。店を出てすぐ図書館へ直行です。とにかく、おいしい珈琲が飲みたい。そういうことにしておこう。
「珈琲が好きな人ならば、いろいろな場所で珈琲を飲んでいると、間もなくどこのがうまいだのまずいだのを必ず言うようになる」。まずいは言わないようにしてるけど、間違いなくこのゾーンには突入している。産地や煎り具合、器具選びから淹れ方、カフェで初めて聞いたところでは標高の違い!?無限の組み合わせにワクワクしつつも、あまりに選択肢があり過ぎて、頭がクラっとなる…そういう自分みたいな、頭でっかちな珈琲好きをやんわり落ち着かせてくれる一冊。「やたらに順位付けをしたときがあって、珈琲を飲むのが心底イヤになりかけた」。そんな経験を踏まれての本。おかげで珈琲を心底イヤになることもなく、気軽に楽しんでいけそうです。奥様の関西人特有のノリの良さが、面白おかしく旦那さんを好アシスト!