『BRUTUS 2018年 9月1日号』

雑誌

マガジンハウス

2018年8月発売


20代の頃は無造作ヘアのボビーギレスピーが自分のファッションアイコンだったのに、30代になってからは七三ヘアの松浦弥太郎が自分の中のファッションアイコンになってしまった。出てくるだろうなと思いながらも、冒頭で松浦さんの身だしなみの道具がいきなり紹介されて思わずガッツポーズ!特集「グッド・グルーミング・ガイド」。ツイッターのタイムラインに床屋の写真が上がっているのを見た瞬間に購入を即決。倉敷「廣文館」で。

 

男って形から入る生き物だなあって、改めて心底思い知らされた。髭、髪、肌、下着、靴と洋服、そして香水。それぞれ、紹介されるアイテムの数の膨大なこと!しかも雑誌の中では、それらを本当に使いこなしている方たちのコメントが多数掲載。今日から始められそうな身だしなみのテクニックから、ストイック過ぎるこだわりのテクニックまで。思わず途方に暮れてしまいそうになっていたら「グルーミングを義務感ですることほどつまらないことはありません」。これでなんとか持ち直せた。身だしなみの知識はたっぷり吸収できた。あとは、雑誌の中で何度も出てきた言葉「清潔感」。これだけは絶対におろそかにしないようにしないと。