『身体の再起動』

高城剛

マガジンハウス

2012年5月発売


今までに大きな病気をしたことはない。そこはまず両親に感謝しながらも、最近は敏感に健康に気を使うようになった。元気があれば何でもできる。この言葉は確かに嘘じゃないことを20代の頃よりもさらに確信。安定して日々のパフォーマンスを高く保っていたい。だけどまだその健康法を確立できていない。引き続き心と身体、二冊一組で出版された内のこちらは身体に関する本。「魂の再起動」と同じくアマゾンで購入。

 

「腐らないサンドイッチ」。高城さんがどうして玄米とごま塩だけ食べる生活に切り替わるようになった経緯がわかりやすく書かれている。前著に比べるとこちらの方が読みやすい印象。ただ他の健康に関する本と一線を画すのが、やっぱり本が身体を鍛えるだけに特化していないところ。もちろん最後に実際に身体を動かすメソッドも紹介しているけど、その前段階の心の持ちようにもしっかりウェイトを置いているところがとても斬新。この人のポジティブに溢れた不思議なリズムの文章を読んでいると、自然に身体を動かしてみようという気になる。崇拝?洗脳?妙なテンションになってるかな。まあいいか。とにかくネガティブな思考に陥らずに身体を再起動してみる。