辛酸なめ子
講談社
2009年2月発売
パリス・ヒルトン、亀田大毅、タトゥー。本の中で登場したお三方にその後、見事に色々な出来事が…セレブなんかではないけど、読み終わって自分にもなにか起きやしないかとビクビクしています。
一年以上も積読していたことは大丈夫だったのか。岡山「古本ながいひる」でだいぶ前に買っていた一冊。漫画家の辛酸なめ子さんが運気の低迷を挽回すべく開運修行、その日々をつづっています。最初はなめ子さん、雑誌の企画で仕方なくかと思ったら、率先してアクティブに開運イベントに向かってる様子。さらにミッションスクールに通っていたことが後になって判明。開運修行はもはや和洋折衷のちゃんぽん状態。気軽に読み始めたんだけど、読み出すにつれてだんだん気持ちが重たくなっていたような…本で紹介されていた「手相書き込み開運法」や「引き寄せの法則」を自分もやったことがあったので思わずギョッとしてしまった。感想を書き終えてすっきり。なにか憑いていたものがどこかへ行ったみたいだ…