『POPEYE 2020年 8月号』

雑誌

マガジンハウス

2020年7月発売


未曾有の事態になってしまったんだからもうしょうがない。否が応でも人は現状に対応し始めていて、新しいビジネスも開拓されだした。文庫一冊片手に防波堤で爽快な読書。大量の積ん読本を抱えて畳の上で至福の読書。いつもの本屋へ行けばあの子が働いていて。コロナなんかよりも遥かに強力。ポパイは何も悪くない。ただ、どこよりも的確に現在にフォーカスして、ものすごい好戦的に攻めてきたのは疑いようがない事実。特集、ポパイの読書案内。「宮脇書店」倉敷駅ビル店で購入。レジ袋が有料になったので、折り曲げないように丁寧にリュックの中へ。

 

なんで子供の頃はあんなに読書が嫌いだったんだろう。この謎は未だ解明されていないけど、とにかく今は読書が大好きになったんだからどうでもいい。シティボーイのためのファッション&カルチャー誌。入口こそ華やかな感じだけどあまり馴染みがない、海外文学、哲学多めな印象がニューディスカバリーをガバガバ発掘するのに最適な一冊。雑誌を読み終わった段階で、もういっぱしのことを語れてしまいそうなくらいの情報量。これといった思い出の少ない今年の夏なのかもしれないけど、今後に向けての盛大な種はまかれた。