『ほんほん本の旅あるき』

南陀楼綾繁、佐藤純子 

産業編集センター 

2015年4月発売


「谷根千ちいさなお店散歩」で大変お世話になった南陀楼綾繁さん。先日、岡山で開催されたトークイベントに行ってきました。南陀楼さんのここ数年の本の旅あるきをまとめた一冊。所々に配置されたかわいらしいイラストに、イメージを膨らませてくれる写真。サインまでしてもらったし。永久保存版。 

 

「あそこのお店行かれました?」「あそこのお店いいですよ」。古本屋へ行くと、するようになったこんな会話。本屋ではないけど、小売の仕事をしていた人間にはこのオープンな横の繋がりが最初は信じられなかった。でも古本屋の世界では当たり前のようで。これらの親切な情報を頼りに、県内外色んな面白い古本屋へ行くことができた。「こんな旅を可能にしてくれたのは、それぞれの町でぼくを受け入れ、案内してくれた人たちがいたからです」。おわりに書かれた南陀楼さんのこの言葉。どこへ行っても受け入れてくれる安心感と、どんなお店なんだろうという緊張感。一刻も早く積読本を綺麗に消化して、自分も本の旅あるきをまたしたい。南陀楼さんの足跡をなぞっていきたいです。

 

 

『本の街あるき 2015年10月』