『自遊人 2019年 8月号』

雑誌

自遊人

2019年6月発売


雑誌は暇つぶしにぱらぱらめくるだけのものではない。最初からきちんと読み始めることに意味がある。それを改めて痛感した一冊。「本屋B&B」「天狼院書店」行ったことがある本屋に心が躍り、行ってみたいと思っている本屋に目を奪われていたら目に留まった「箱根本箱」という初めて聞く名称。日本出版販売の保養所「あしかり」が「箱根本箱」に生まれ変わるまでの道のりを時系列に整理して、とてもスムーズに紹介していた企画。じっくり読んでいくと、その魅力が恐ろしいほど伝わってきた。雑誌は「宮脇書店 倉敷駅ビル店」で購入。

 

どこからともなくゾクゾクしてくる感じは「松岡正剛の書棚」を読んだ時と全く同じ。だけど、がっぽがっぽ儲かっているとはとても思えない。本屋を営んでいる人自体が自覚してしまっているその低過ぎる利益率。それでもそこにコーヒーやビールに雑貨、宿泊費や入場料。プラスアルファの要素を巧みに組み合わせて、見事に経営を成り立たせている状況に明るい兆しが見えた。特集「本」の未来。言うのは簡単だし、言ったことは必ず現実になるはずだから言っておこう。近いうちに必ず「箱根本箱」に泊まりに行く!

 

 

『本の街あるき 2020年1月 ❷』