『僕はビートルズ』

かわぐちかいじ、藤井哲夫

講談社

2010年8月発売


にわかファン。行動を起こすのだけは人一倍早い。コミックが発売されたのを見かけて、すぐ飛びついた。当時は明らかに上澄みだけ。数冊だけ追いかけて自然にフェードアウト。しかし数年の歳月を経て、ビートルズ愛が確かに自分の中でも芽生えた。すごい読みたくなってきた…でも、ごっそりまとめて購入するのもなんとも…申し訳ありません…漫画喫茶で一気読み。

 

ビートルズのコピーバンドがタイムスリップして、ビートルズより先にデビューしてしまう。ビートルズ好きなら、誰でも一度は妄想しそうな発想。漫画の中のキャラクターじゃないけど、今ではこのアイディアに恐怖すら感じるようになった。だけど、実際にそれをこうして、きちんと形にして世に送り出してしまったのは大胆極まりない、すごい!「物語の中でビートルズの曲が登場するたび、実際にその曲をかけながら読む」。解説を読む前からすでに実行してた。目の前に広がるバーチャルリアリティ、耳からは本物のビートルズ。これ以上ない至福の時間。ポールやリンゴはこの漫画のことを知ってるんだろうか?今はそれだけが気になります。

 

 

『本の街あるき 2017年2月 ②』