内沼晋太郎
朝日新聞出版
2009年3月発売
「BRUTUS 2011年 6/1号」に登場していたブックディレクターの内沼晋太郎さん。本と仕事、本は二つのことをテーマに構成。一冊の中でしっかり内容を二つに分けて、どちらからでも読めるユニークな本の作りにもなっている。「本の未来をつくる仕事」では内沼さんのこれまでに手掛けた本の仕事に関するプロジェクトをたっぷり紹介。本好きにはたまらない内容です。
そしてもう一つの「仕事の未来をつくる本」。「仕事はつまらないものだ、と諦めている人ほど読んでほしい。」そんな悩みを持っている人にはまさにピッタリな色々な考えが本に書かれていた。読めば一発で悩み解決…そこまで都合のいいことは書かれていない。だけど読むと、苦しい今の状態から一瞬横に逃げることができるような、そんなアイディアが満載。どうしようもなくなったら死ねばいい。内沼さんが中学生のときに本を読んで思ったことだそう(すごい中学生だな…)。身も蓋もない言葉のようだけど、案外どんなポジティブな言葉よりも心強いかも。だから自分も含めて…みんな頑張りましょう!
リンク