『新幹線ガール』

徳渕真利子 

メディアファクトリー

2007年3月発売


先日、NHKで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」で駅弁販売・営業所長の三浦由紀江さんが紹介されていた。これを見終わった後にその流れで同じ駅に関係したこの本のことを思い出し、図書館で借りてみた。何気なく読み始めると、本の著者の徳渕さん、中学・高校時代は岡山に住んでいたそう。そこで親近感を覚え一気に引き込まれた。以前、本のことを知ったときは「新幹線ガールってなんぞや?」、そんな感じだったのに。物事ってタイミングなんだなと改めて。 

 

東京駅と新大阪駅を結ぶ東海道新幹線。そこに勤務するワゴン販売のパーサー、客室乗務員さんのお仕事を紹介した本。事実かどうかはわからないし、これで本の内容がつまらなくなるとかではないけど徳渕さん、本の出版後にある出来事があったみたいです。読み終わる頃に自分はそのことを知ったんだけど、なんとなくそうかもって思うような雰囲気も文章の中にあったり。閑話休題。いつもお弁当と飲み物を持ち込んで新幹線に乗り込むタイプの人間だけど、今度乗るときは手ぶらで乗りこもう。