米倉満
講談社
2010年9月発売
タイトルが気になってアマゾンで購入。東京は銀座、数寄屋橋ショッピングセンターの中にお店を構える「米倉」のことを紹介した本。先日感想を書いた「BRUTUS 2014年 9月1日号」で、松浦弥太郎さんが2週間に1度「米倉」で髪を切っているというのを知って、また新たに読み直した。祖父、父、叔父と続く四代目、米倉満さん。海外はオランダのアムステルダムも含めて、全国六店の支店で営業されています。
「容姿を整える」ことを目的とする「理容」と「容姿を美しくする」ことを目的とする「美容」。その違いから始まって、床屋とはどんなところか?ということを米倉さんが丁寧な口調で説明してくれている。ヘアカット、シャンプー、シェーブ、ヘアセット合わせて15750円!?銀座とはいえ、その高額ともいえる料金に驚きはしたんだけど、実に緻密にお客様のことを考えて施術を行う行程の様子を読んで、この値段にも納得できた。米倉さんのお気に入りのクラシック音楽を聴きながら。ほんもののサービスを受けてみたいです。
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