『本の街あるき NO. 18』


新緑の候。一応。古本屋でもらったチラシを頼りに岡山へ繰り出しました。梅雨の時期をすっ飛ばしてこのまま夏本番に突入しそうだ。

チラシに書いてあった住所をスマホに打ち込んで、まず「隠書泊」へ。残念ながらシャッターが。たまたま休日なのか、ずっと閉まってるのかはわからないけど。見つけたということが自分にとっては収穫。

以前行った看板無しのお鮨屋さんへ再訪問。前は先客一人しかいなかったのに、今回は超満員!読んでる本の話をしたら、店主の人は「ガロ」をリアルタイムで読んでいたそうで。最初は怖くて読めなかったというのが印象的だった。

腹ごしらえを済ませて引き続き古本屋探索。「古書買入」の文字と、今回自分が頼りにしたチラシが貼っている。「松林堂書店」発見。でもこちらもシャッターが。「シンフォニー古本まつり」。どうやらこのまつりに再び参加するしかないようだ。

倉敷に帰る前に、気になっていてチェックしてた喫茶店へ。テーブルがアーケード筐体!このシチュエーションでこの本を読んでいると、まるでタイムスリップしたかのような錯覚に陥ったから面白かった。

倉敷に戻って「万歩書店」へ。「ガロ」に掲載されたマンガを個別には読んでたけど、雑誌自体は初めて買いました。ページをめくる度に古臭い匂いがする。当時の空気も混じっているならガマンする。凄いマンガ雑誌だ。確かに魂こもってるわ。