『本の街あるき NO. 41』


本屋は偶然閉まっていてもしょうがないなと思えるけど、食べることに関してはそうはいかない。前回開いてたはずなのに、お昼の営業時間が過ぎてしまっていて、ありつくことができなかった。今度は入念に下調べして準備万全。食べ物の恨みは恐ろしい。我ながら…

12時の開店時間を待って親方が表に出てくるや否や、すかさず声をかけて入店。とても雰囲気のある隠れ家のような店内。親方も女将さんのお母様も優しい雰囲気がお顔から滲み出てる。にぎり鮨の味はもう文句なし!

入店してた時からずっと気になっていたこの絵。ほどよく会話が弾んだころで女将さんに切り出したら、なんと成田一徹さんの切り絵作品だった。しかも実物!間近で見させてもらうと、確かに切った形跡が。素晴らしいものを見ることができました。

女将さんから成田さんのエピソードをたっぷり聞かせてもらうこともできて、大満足で退店。ちなみにこのアングルを切り絵にされたんだそう。暖簾、ビールケース。おお!確かに!

勝手にだけど。緊張感を伴った目的をクリアできたし、しかも思わぬ嬉しい出来事も待っていたしで、最高の気分。気持ちにゆとりもできたから、観光のようなこともしてみたい。六甲ケーブルに乗車。

お鮨が食べれるかに全神経を注いでいたので、下調べが不十分だった。行ってみようと思っていた六甲高山植物園が来年春までの冬季休園…気を取り直して、カフェでまた一息。