東野圭吾
KADOKAWA
2014年11月発売
「君の名は。」を教えてくれた職場の先輩に貸していただきました。「どうせ、つまんないんでしょ」。そう言いながら映画館に行って、ぶっ飛ばされてる。もう信頼感は抜群。東野圭吾東野圭吾東野圭吾…本屋に行くたびに、本当に何度もよく目にしていたけど、今回がいよいよ初めての体験。個性豊かな登場人物、様々な時代の描写、それらが複雑に緻密に絡まり合って、一つ残らず有機的に結びついて…もう言えない!素晴らしく面白かったとしかもう言えない!
今年の秋に公開されるという映画。その情報を頭の片隅に残しながら読んでいたんだけど、映画を観る前に原作を読んだことなんて今まで一度もなかったから、同時に色々な妄想が頭に浮かんだりして、それも楽しかった。省くところは決して多くはない原作。この中から、どこをどう切り取って映画に仕立て上げるのか。まずはここで、制作に携わる方は頭を悩ましているんじゃないかと想像せざるを得ません。あの4人組バンドは紹介するのか。あのエピソードは使うのか使わないのか。楽しみが尽きない。今までとは違う、公開前の気分。どっちにしても映画は絶対観に行くぞ!
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