『本の街あるき NO. 61』


緑地公園からさらに北上して万博記念公園。「百聞は一見にしかず」。この言葉がおそらく今までの人生の中で一番に当てはまったと思う。

「うわっ?!!」。あまりに普通にそこにあったので、反対に気づくのが遅れた…非日常過ぎる光景。この存在感は一体全体何なんだ。恐怖すら感じたけど、見とれてしまっていた。何度も見返した。この場にいる間、ずっとあの人の存在を感じてた。

いいですよ、とおすすめされていた「みんぱく」こと、国立民族学博物館にも。「ビーズ つなぐ・かざる・みせる」。最初は興味本位で眺めてたけど、だんだんのめり込むようにじっくり見ていくように。人間の執念や執着すら感じる装飾品の数々。畏敬の念を抱きました。

みんぱくで思った以上に長居してしまって、もう夕方。一気に南下して谷町6丁目、「自家焙煎コーヒーくまきち」へ。今まで行ったお店とはまた違う考え方とやり方に新たな世界を見せてもらった。遠方から来た人間に粋な計らいも。コーヒーの味ともに、一発でお店のファンになってしまいました。

地場のおいしいもの。セイロンライスの次は肉吸い!…のつもりが売り切れごめんで終了…ホテルは目の前。部屋でコンビニ弁当もどこか味気ない…と思っていたところに、近所にもあるうどんチェーン店の看板の灯が煌々と。抜群の美味しさと安心感!

本日のお買い上げ。コーヒー本、コーヒー豆、おまけにコーヒーフィルター!(ケトルはホテルの)。フィルターはペーパーレス。これでミルさえあれば、ホテルでコーヒーをすぐ飲めた。帰ったらコンパクトなの探してみよう。