岡嶋和幸
インプレス
2018年11月発売
メリットのほうが圧倒的に増えているように思う。SNSの劇的な進化によって人は様々な場所に繰り出すようになった。それと同時に。他人の目を意識するようになって、良くも悪くも体裁を整えるようになった。少なくともファインダーに写る範囲内をきちんと片付けるようにもなったし。ご多分に漏れず自分もそう。プロ顔負けとまではいかなくても、そこそこ値が張るカメラを買った。やっぱり見栄えにはこだわっていきたい。こんなこと考えもしなかった。
表紙は一番簡素だなと思っていたんだけど、いくつか並んでいる本の中でも内容は一番充実していそうだったので、結局最後にはレジへ。岡山、宇野「TSUTAYA 玉野店」で購入。「カメラ中級者になるために二冊目に買うべく脱初心者本」。あたかも、まるで天性の才能でもあるかのごとく、行き当たりばったりにバシャバシャ写真を撮っていた自分にも少しだけ正確性が身に付いた。最終的にはプリントやフォトコンテストにまで話が及ぶけど、操作や編集、作画に関する基本的な考え方をみっちりと学べたのでとても勉強になった。日々の積み重ねが大切。こんなにも写真が楽しいものだったなんて!
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